重量機械の運搬・据付で活躍! 藤原機工自慢の豊富な車両を紹介します①

皆さんこんにちは。

東京都武蔵村山市を拠点とし、重量機械の据え付け・移設工事を手がける藤原機工です。


藤原機工は、重量機械の運搬に使用するために、さまざまな車両を保有しています。大きくて重い機械を安全に運び、スムーズに積んだり下ろしたりするためには、それにふさわしい車両を使わなければならないからです。保有する車両の豊富さは、そのまま会社の信頼性につながるといっていいでしょう。そこで、今回から2回にわたり、弊社が保有する豊富な車両をご紹介します。




■ユニック車は2t~10tまで保有!



重量機械の運搬において、最も活躍する車両の1つがユニック車です。ユニック車とはクレーンがついたトラックのことで、正式名称は「搭載型トラッククレーン」といいます。古河ユニックというメーカーが製造した搭載型トラッククレーンが有名になったため、このタイプの車両の通称として「ユニック」が使われるようになりました。


ユニック車はクレーンによって重量物を荷台に積み、運搬先でも自力で下ろすことができる、まさに1台2役の車両です。ユニック車を使えば作業効率が飛躍的にアップし、スピーディーな運搬や積み下ろしが可能になります。トラックとクレーンを別々に運用する手間も省けますし、複数の車両や大型車が入りにくい狭い場所でも活躍できるのもメリットです。


藤原機工では、小回りの利く2t車から大型の10t車まで、いろいろなユニック車をそろえています。狭い道を通る時は2t車を、とても大きく重い機械を運搬する時は10t車を使うといったように、状況に応じた使い分けが可能です。あらゆる現場・機器に対応して、確実に荷物をお届けします。


また、狭い場所用に小さいユニック車を使おうとしても、機械自体が大きいから乗せられないのでは……といったご心配も無用です。藤原機工の職人は、重量機械運搬のプロフェッショナルばかり。一見無理そうな大型機械も問題なく積み込み、ガッチリ固定して安全に運搬します。さらに、運搬や据付に加え、解体や組み立てといった難しい作業もすべてお任せいただけるのが強みです。




■4.9t 吊りクローラークレーン




重量機械を持ち上げる必要がある時は、ユニック車のクレーンだけでなく「クローラークレーン」も活躍します。クローラークレーンとは、いわゆるキャタピラ(クローラー)を装備した移動式のクレーンです。移動速度が遅いので公道は走れず、現場にはトラックなどで運ぶ必要がありますが、現場では自力で移動して積み下ろし作業を行うことができます。


クローラークレーンの強みは、安定性が非常に優れていることです。タイヤではなくキャタピラを装備しているため、接地面積が広く接地圧は小さくなり、地盤の柔らかさなどの理由で安定性に欠ける場所でも作業が可能になります。


もちろん、クレーン自体の安定感や堅牢性も抜群です。パワーも非常に強く、藤原機工が保有するクローラークレーンは、最大4.9tの荷物を吊り上げることができます。重量機械の積み下ろしでは、必須の車両の1つといえるでしょう。




■かにクレーン



積み下ろし・据付用のユニークな車両としては「かにクレーン」があります。かにクレーンは前田製作所の製品で、クローラークレーンの一種(ミニクローラークレーン)です。4本のアウトリガーを備えており、これを展開すると蟹の足のように見えます。あくまでもアウトリガーなので、この足を使って歩くわけではありません。


小型の車両ではありますが、通常のクローラークレーンと同様にキャタピラで移動し、積み下ろし作業を行うことができます。最大の特徴は、やはり「カニ足」による安定性の高さです。高さや長さをある程度自由に調整できるため、段差・凹凸・障害物がある場所でもアウトリガーを伸ばし、安定して作業を行うことができます。


それに加え、アウトリガーを縮めた走行姿勢は非常にコンパクトで、室内などの狭い場所でも走行可能です。このような特徴から、大型車が入っていけない狭い通路での作業や、工場内の機械設置作業などで活躍します。



藤原機工ではこの他にも、まだまだ車両を保有しています。次回の記事でも、引き続き保有車両をご紹介していきますので、ぜひご覧ください。

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