皆さんこんにちは。
東京都武蔵村山市を拠点とし、重量機械の据え付け・移設工事を手がける藤原機工です。
工場にとって、生産性の向上は重要な課題です。生産性をアップさせる方法はいくつかありますが、必ず押さえておくべきものとしては、いわゆる「5S」が挙げられます。そして、工場内の機械のレイアウトも、5Sや生産性につながる大切なポイントなのです。ここでは、機械のレイアウト変更や入れ替えによる生産性アップについて解説します。
■生産性を上げる「5S」とは？
5Sとは「整理・整頓・清掃・清潔・躾（しつけ）」という、Sから始まる5つ言葉をまとめた標語です。工場の管理・改善を実践し、生産性を上げるための基本的な取り組みとしてよく用いられます。それぞれがどのような行動を指しているのかを確認しておきましょう。
・整理
整理とは、工場にある工具や什器などを必要なものと不要なものに分け、保管に回したり処分したりすることです。現場から不要なものや性能が劣る古い備品をなくすと、必要なものや新しい備品を探しやすくなり、作業効率の向上が期待できます。
また、安易に備品を購入したり持ってきたりせず、そもそも余計なものが増えないようにする工夫も大切です。資料やデータの整理も併せて行うといいでしょう。
・整頓
整頓とは、備品の置き場所をあらかじめ決めておき、必ずそこに置くようにすることです。備品がしっかりと整頓されている現場では、必要な時に必要なものをすぐに見つけられるようになり、作業効率が大きくアップします。
置き場所に備品の名前を書いて一目でわかるようにする、よく使うものほど近くに置く、作業に使う順番通りに配置するといった工夫をすると、さらに効果的です。どのように配置するかは、現場で話し合って決定した上で周知しましょう。
・清掃
清掃とは、文字通り掃除をして工場内をきれいにすることです。清掃が行き届いた空間は快適で作業がしやすく、清掃中に整理整頓のチェックもできます。確実に清掃を行うためには、「どのくらいまできれいにすればいいのか」という基準を設け、清掃する場所・方法・タイミング・担当者などをあらかじめ決めておくことが重要です。
・清潔
清潔とは、上記の整理・整頓・清掃が行き届いた衛生的な状態を維持することです。清潔に保たれた工場では、大掛かりな整理・整頓・清掃が必要なくなり、常に効率よく作業ができます。「汚れてからきれいにする」のではなく「そもそも汚さないようにする」ことを目指しましょう。
・躾
躾とは、整理・整頓・清掃・清潔の4Sを従業員に徹底させ、正しく実行できるようにするための指導・教育のことです。5Sにおける最も重要なポイントといってもいいでしょう。
確実に実行するためには、あいさつをはじめとする日々のコミュニケーションや、明確なルール策定が重要です。決められたルールを守ることは、従業員のモラル向上や事故防止にもつながり、生産性が飛躍的にアップします。
■機械のレイアウト変更も効率化につながります！
5Sの内容が表しているように、生産性を高めるには工場内を整理整頓し、無駄な動きをなくすことが最も重要といえます。そこでぜひご検討いただきたいのが、工場内で大きな面積を占める機械のレイアウトの見直しです。
効率よく作業を行うには、工場内の作業動線をできる限り短く、なおかつ簡潔にしておく必要があります。もし1つの工程に使う機械同士が離れていれば、作業時間に大きな無駄が発生してしまうでしょう。また、動線が複雑に入り組んでいれば移動の妨げとなり、衝突事故にもつながりかねません。
そのような時は、思い切って機械のレイアウトを変更すると、動線が改善され生産性がアップする可能性があります。機械は工場内に占める面積が大きいからこそ、移動させた場合の影響も大きいのです。機械の移動も立派な整理整頓、5Sの一環と捉え、レイアウト変更を検討してみてはいかがでしょうか。
■重量機械のレイアウト変更・入れ替えは藤原機工へ
工場の生産性を向上させたい時は、まず5Sを徹底することが最も大切です。そこへプラスアルファとして機械のレイアウト変更を行うと、動線の改善によりさらなる効率化が期待できます。時には、古くなって機能の落ちた機械の入れ替えも必要になるはずです。
そのどちらを行うにしても、綿密な計画を立てた上で、事故を起こさないよう正確に工事を進めなければなりません。重量機械の据え付けや移設は、高度な技術力を要する作業なので、成功するかどうかは業者にかかっています。まずは信頼できる専門業者に相談してみましょう。
藤原機工は、重量機械の据付・移設の専門業者です。重量機械の据え付け・移設工事はもとより、解体やメンテナンスまでワンストップで手掛けております。
また、私たちの強みの一つが豊富な実績です。大手メーカーの食品工場や成形機を扱う印刷所など様々な工場、施設で重量機械の据え付けを行ってまいりました。
例えば大量印刷が必要な印刷工場では、製本機、紙折機、断裁機など様々な機械が並べられています。配置方法も「似た機能を持つ機械をまとめる方法」、「工程順に並べていく方法」など、一番生産性の上がるレイアウト且つ、働く方々の安全性を考慮し決定します。
全国どのエリアでも対応可能で、在籍している職人全員が解体から溶接、組み立ても行えるプロ集団です。
たくさんの工場を見てきた藤原機工だからこそレイアウトに関する知識も豊富で、機械の台数、可動範囲、重量を踏まえ、最適な配置のアドバイスも可能です。
重量機械の据え付けや工場移転で頼れる業者をお探しでしたら、ぜひお問い合わせください。
